シトリン(citrine)

シトリン(citrine)

シトリンの語源はフランス語でレモンを表すシトロン(Citron)に由来しているといわれています。
瑞々しい黄色の柑橘類を思わせるやさしいイエローカラーが特徴で、淡い黄色からコニャックのようなブラウンがかった濃い黄色まで濃淡の幅が広い天然石です。

日本名は「黄水晶」と呼ばれるように水晶の仲間です。黄色い色味の濃淡に関わらず、黄色透明のものをシトリンと呼びます。
自然の状態で産出されたシトリンは、無色透明の水晶に鉄分が含まれたことにより黄色く発色します。
また、地中深くに結晶したアメジストがマグマや熱水などによる熱や、水晶に放射線が加わった影響で黄色に変化したものもあります。

シトリンは11月の誕生石です。
希望や勇気など、明るいポジティブなエネルギーをもつとされているパワーストーン・ヒーリングストーンです。
その歴史は非常に深く『幸運を運ぶ石』として大切に扱われてきました。ヨーロッパでは、シトリンの黄色が黄金や金貨をイメージさせることから『この石をもつと商売がうまくいく』と言い伝えられていたそうです。

性質上、傷はつきにくく、太陽光に含まれる紫外線に弱いため長時間太陽に照らし続けることは避けてください。

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