アメジストのピアスについて

ここでは、天然石・鉱物のひとつであるアメジストのアクセサリーについてお話し致します。
メフィアス【mephiath】が扱うアメジストピアスのご紹介や、ピアスの歴史や種類についてもお話ししていきます。

アメジストについて

アメジストとは?

アメジストは、紫色の石英(クォーツ、水晶)です。透明度の高い天然石・鉱物です。ジュエリーによく使われており、半貴石に分類されます。
その美しい紫色は魅力的でジュエリー・アクセサリーによく使われており、半貴石に分類されます。
伝統的に2月の誕生石とされています。
色は濃淡のある紫色(または赤紫色)で、色の濃さが各部で異なり、色ムラが多いことが特徴的です。なかには褐色、灰色がかったものもあります。

名称

アメジストの日本名は「紫水晶(むらさきすいしょう)」です。
英語では「amethyst」で、アメシストと発音されます。
この「amethyst」という言葉はギリシャ語の「αμέθυστος amethystos(アメジストス)」に由来しています。このギリシャ語は、a-「ない」+methustos「酔っている」の2語から成り、「酔わない」という意味だそうです。
ギリシャではお酒の酔いを防ぐ効果があると信じられていたんだそうで、ワインのゴブレットはしばしばアメジストから作られていたそうです。ステキですね。

メフィアス(mephiath)では、以下のようなアメジストのピアスを扱っています。

ブラウンの縞模様の層が重なり、先端の淡いライラック色に輝くアメジストの結晶が耳元で光を受けてきらめくピアス/イヤリング。プリミティブな自然が生み出した力強さもありながら、繊細で美しいアクセサリー(ピアス/イヤリング)。

アメジスト(紫水晶・パープルA) 天然石 ドロップピアス/イヤリング-GP ゴールド
(11203PL-I1190001)
15,000円(税込16,500円)

 

アメジストを使用したアクセサリーの一覧はこちら

 

アメジストの一種であるフラワーアメジストは、別名をアメジストスタラクタイトともいいます。
太陽のコロナのように見える事から「コロナアメジスト」や「ソーラーアメジスト」などとも呼ばれています。


メフィアス(mephiath)では、以下のようなフラワーアメジストのピアスを扱っています。

花のように広がる淡いライラック色のアメジストの結晶が、とても優美で美しいピアス/イヤリング。天然石・鉱物の独特の表情を堪能できるアクセサリー(ピアス/イヤリング)です。



フラワーアメジスト (紫水晶・パープルA) 天然石 ドロップピアス/イヤリング-GP ゴールド
(11205PL-I1190001)
16,000円(税込17,600円)

 

フラワーアメジストを使用したアクセサリーの一覧はこちら

 

アメジストのでき方

アメジストの多くは、メノウ(アゲート)のように火山噴火の岩石や溶岩の中で産出されます。以下のようにして形成されると考えられています。
 

 

溶けた岩石が冷えて固まる過程で、内部に蒸気やガスの気泡ができる。

気泡の周りの岩石が先に固まると、気泡が岩石の中に閉じ込められ、岩石の中に空洞ができる。

岩石が固まった後、熱水に溶けたシリカが気泡の中に入り込む。

次第に水分が失われて、固まり、シリカが水晶として結晶化する。

 

本来は無色透明な水晶に、微量の鉄イオンが含まれることで「紫色」に変化する。

もともと空洞だった部分の内面にアメジストの結晶が形成され、いわゆる「晶洞(ジオード)」と呼ばれるものになる。


 

フラワーアメジストのでき方

フラワーアメジストはアメジストと似たでき方なのですが、異なる部分があります。

溶けた岩石が冷えて固まる過程で、内部に蒸気やガスの気泡ができる。

気泡の周りの岩石が先に固まると、気泡が岩石の中に閉じ込められ、岩石の中に空洞ができる。

岩石が固まった後、空洞の天井部分にある僅かな隙間から、熱水に溶けたシリカが雨漏りのように浸入する。

シリカのしずくが固まっていき、鍾乳石のような形になる。

この鍾乳石状のものの中心部にはメノウが形成され、その外側にはアメジストの結晶が成長する。これにより管状のメノウの外側にアメジストが付いたものができる。

上記のようにできたものを輪切りにすると、メノウの中心部と周囲の紫水晶が露出する。これがフラワーアメジスト。

 

 

アメジストの産地

アメジストの世界最大の産地はブラジルのリオ・グランデ・ド・スール州です。この州のすぐ南隣にあるウルグアイも有名な産地です。ウルグアイ、ザンビア、スリランカ、マダガスカル、中央アフリカなどでは良質のアメジストが採れます。
日本では、宮城県白石市の雨塚山や鳥取県で産出されます。

 

フラワーアメジストは、一般的なアメジストに比べ、あまり採取されない希少性のある天然石・鉱物です。

メフィアス(mephiath)のアメジストはブラジル産のものが多く使われています。

鉱物学

アメジストはガラス光沢のある、紫色をしています。紫色には、淡い紫色(ライラック色)から濃い紫色までいろんな色合いがあります。
紫色に見える原因は、内部に微量の鉄イオンを含むためです。紫外線を当てると、3価の鉄イオン(Fe3+)が四価の鉄イオン(Fe4+)になります。四価の鉄イオン(Fe4+)は黄色の光を吸収するために、その補色である紫色が通過し、紫色に見えます。
紫外線を長時間当て続けると、紫色が退色して色あせしてしまいます。
照明光のスペクトルが異なると、見た目の色が大きく変化します。このことからアメジストは「カラーチェンジアメシスト」とか、「カラーチェンジタイプアメシスト」と呼ばれることがあります。
アメジストを加熱すると色が紫色から黄色に変化してしまいます。黄色に変色したアメジストはシトリンという宝石になります。シトリンはアメジストにマグマなどによる熱が加わったり、放射線が加わって、黄色く変化したものです。

ピアスについて

ピアスという言葉

ピアスという言葉は、英語の「piercing」からきており、「穴を貫通させる」という意味があります。ですから、英語のピアスには「穴を貫通させる」という動作の意味しかありません。
日本でいう装身具(アクセサリー)のピアスは実は和製英語です。英語では「ピアス」とはいわずに「イヤリング(英: earrings)」と言います。(更に言うと、日本でいうにおいて、「イヤリング」も和製英語で、英語では「クリップオン(英: clip-on)」と言うそうです。

ピアスの歴史

昔はタトゥーのように、魔除けとして用いられていたそうです。
耳に付けるピアスは、古代の装飾品のひとつとして耳にも装飾具(アクセサリー)を付けたことが最初とのことです。

ピアスの種類

 

スタッドピアス(キャッチ式ピアス)

ポスト(耳に通す部分)をキャッチ(留め具)で固定するタイプ

耳にはりつくデザインタイプ以外にも、上記のような仕様になっているピアスは総称して「スタッドピアス」と呼びます。


 



こちらのアメジスト・フラワーアメジストのドロップピアス/イヤリングシリーズでは、少し湾曲をしたユニークなメタルバーにポストのついたデザイン性のあるものを使用しています。
 

アメジスト(紫水晶・パープルC) 天然石 ドロップピアス/イヤリング-GP ゴールド
(11203PL-I1190004)
15,000円(税込16,500円)

 

フラワーアメジスト (紫水晶・パープルB) 天然石 ドロップピアス/イヤリング-GP ゴールド
(11205PL-I1190002)
16,000円(税込17,600円)

 

フラワーアメジスト (紫水晶・パープルC) 天然石 ドロップピアス/イヤリング-GP ゴールド
(11205PL-I1190003)
16,000円(税込17,600円)

 

フックピアス

大きな釣り針のような形をしたポスト部分をピアスホールに引っかけて取り付けるタイプ

 

チェーンピアス

装着金具部分がチェーン状のもの

 

フープピアス(リングピアス)

装着金具部分がフープ(リング)状のもの

ピアスの素材

耳に通す装着具部分(ポスト部分)の素材には、シルバー、ゴールド、プラチナ、チタン、サージカルステンレスなど様々なものがあります。
メフィアス(mephiath)のピアスは、金属アレルギー対応のサージカルステンレス316(SUS)を使用したものや、ニッケルフリーメッキ処理を施したものもご用意しています。

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