アメジストのイヤリングについて
ここでは、天然石・鉱物のひとつであるアメジストについてお話し致します。
メフィアス【mephiath】が扱うアメジストイヤリングのご紹介や、イヤリングの歴史や種類についてもお話ししていきます。
アメジストについて
なぜアメジスト(アメシスト)っていうの?
アメジスト(アメシスト)の日本名は「紫水晶」と呼ばれるように水晶の仲間です。その水晶の中でも最高位の石とされています。
英語では「amethyst」で、アメシストと発音されます。この「amethyst」という言葉はギリシャ語の「αμέθυστος amethystos(アメジストス)」に由来しています。このギリシャ語は、a-「ない」+methustos「酔っている」の2語から成り、「酔わない」という意味だそうです。
ギリシャではアメジストから作られたワインのゴブレットには、「お酒の酔いを防ぐ効果がある」と信じられていたんだそうです。
メフィアス(mephiath)では、以下のようなアメジストのイヤリングを扱っています。
ブラウンの縞模様の層が重なり、先端の淡いライラック色に輝くアメジストの結晶が耳元で光を受けてきらめくイヤリング/ピアス。プリミティブな自然が生み出した力強さもありながら、繊細で美しいアクセサリー(イヤリング/ピアス)。
アメジスト(紫水晶・パープルA) 天然石 ドロップピアス/イヤリング-GP ゴールド
(11203PL-I1190001)
15,000円(税込16,500円)
アメジストの一種であるフラワーアメジストは、別名をアメジストスタラクタイトともいいます。
太陽のコロナのように見える事から「コロナアメジスト」や「ソーラーアメジスト」などとも呼ばれています。
メフィアス(mephiath)では、以下のようなフラワーアメジストのイヤリングを扱っています。
天然石・鉱物の独特の表情、フラワーアメジストのユニークさが堪能できるアクセサリー(イヤリング/ピアス)。花のように広がる淡いライラック色のアメジストの結晶が、とても優美で美しいイヤリング/ピアスです。
フラワーアメジスト (紫水晶・パープルA) 天然石 ドロップピアス/イヤリング-GP ゴールド
(11205PL-I1190001)
16,000円(税込17,600円)
【 フラワーアメジストを使用したアクセサリーの一覧はこちら 】
アメジストの鉱物学
成分:SiO2 二酸化ケイ素
結晶系:六方晶系/三方晶系
晶癖:柱状
屈折率:1.544~1.553
比重:2.66
光沢:ガラス光沢
モース硬度:7
アメジストの紫色の発色原因は、微量に含有された鉄イオンによるものだとされます。紫外線を当てると、3価の鉄イオン(Fe3+)が四価の鉄イオン(Fe4+)になります。四価の鉄イオン(Fe4+)は黄色の光を吸収するために、その補色である紫色が通過し、紫色に見えます。この紫色は、加熱処理することによって、黄色・褐色・緑色に変わり、更に加熱すると無色になります。
黄色に変色したアメジストはシトリンという宝石になります。シトリンはアメジストにマグマなどによる熱が加わったり、放射線が加わって、黄色く変化したものです。
また、黄色に変色したものは、トパーズと間違えることがあります。
性質上、アメジストの紫色は太陽光による退色性があります。そのため、あまり長時間日光に当てないように気を付ける必要があります。
アメジストはどこで採れる天然石・鉱物なの?
アメジストの世界最大の産地はブラジルのリオ・グランデ・ド・スール州です。この州のすぐ南隣にあるウルグアイも有名な産地です。
その他には、ウルグアイ、ザンビア、スリランカ、マダガスカル、中央アフリカなどでは良質のアメジストが採れます。
日本では、宮城県白石市の雨塚山や鳥取県で産出されます。
フラワーアメジストは、一般的なアメジストに比べ、あまり採取されない希少性のある天然石・鉱物です。
メフィアス(mephiath)のアメジストはブラジル産のものが多く使われています。
アメジストってどんな天然石・鉱物?
伝統的に2月の誕生石としても有名な天然石・鉱物であるアメジスト。紫色の石英(クォーツ、水晶)で、透明度の高い天然石・鉱物です。
色は濃淡のある紫色(または赤紫色)で、色の濃さが各部で異なり、色ムラが多いことが特徴的です。主にパープルカラーで、淡いライラック色から濃紫色まで幅広い色合いがあります。なかには褐色、灰色がかったものもあります。
その美しい紫色は魅力的でジュエリー・アクセサリーによく使われており、半貴石に分類されます。
アメジストはどのようにできるの?
アメジストの多くは、メノウ(アゲート)のように火山噴火の岩石や溶岩の中で産出されます。以下のようにして形成されると考えられています。
溶けた岩石が冷えて固まる過程で、内部に蒸気やガスの気泡ができる。
↓
気泡の周りの岩石が先に固まると、気泡が岩石の中に閉じ込められ、岩石の中に空洞ができる。
↓
岩石が固まった後、熱水に溶けたシリカが気泡の中に入り込む。
↓
次第に水分が失われて、固まり、シリカが水晶として結晶化する。
↓
本来は無色透明な水晶に、微量の鉄イオンが含まれることで「紫色」に変化する。
↓
もともと空洞だった部分の内面にアメジストの結晶が形成され、いわゆる「晶洞(ジオード)」と呼ばれるものになる。
フラワーアメジストはどのようにできるの?
フラワーアメジストはアメジストと似たでき方なのですが、異なる部分があります。
溶けた岩石が冷えて固まる過程で、内部に蒸気やガスの気泡ができる。
↓
気泡の周りの岩石が先に固まると、気泡が岩石の中に閉じ込められ、岩石の中に空洞ができる。
↓
岩石が固まった後、空洞の天井部分にある僅かな隙間から、熱水に溶けたシリカが雨漏りのように浸入する。
↓
シリカのしずくが固まっていき、鍾乳石のような形になる。
↓
この鍾乳石状のものの中心部にはメノウが形成され、その外側にはアメジストの結晶が成長する。これにより管状のメノウの外側にアメジストが付いたものができる。
↓
上記のようにできたものを輪切りにすると、メノウの中心部と周囲の紫水晶が露出する。これがフラワーアメジスト。
アメジストの歴史
アメジストは宝石として非常に歴史の古い天然石・鉱物です。古代より宝石やパワーのあるストーン(パワーストーン)として珍重されてきました。
ヨーロッパでは2万5千年前の遺跡からアメジストの装飾具(アクセサリー)が発見され、古代エジプト(約4000年前)では紫は高貴な色とされていました。
また、古代ギリシャでは「 "酒に酔わない" お守り」とされてきたという言い伝えが残っています。
キリスト教では『司教の石』と崇められ、宗教儀式の際に用いられ、すべての人々はこの天然石(アメジスト)を指輪として身につけていたと伝えられています。
数多くの伝説や言い伝えをもつアメジストは、現在でもジュエリー・アクセサリーとしてとても人気が高い天然石・鉱物ということがいえます。
アメジストのヒーリングについて
アメジストには創造性を高める力や、ヒーリング効果が非常に強いパワーストーン・ヒーリングストーンです。
精神を安定させるなどの様々な癒しの力があるといわれる人気の天然石・鉱物です。
【恋愛成就】
『愛の守護石』と呼ばれるように、「愛と慈しみの心」を芽生えさせることによって、真実の愛を守るパワーを与えてくれるといわれています。
ヨーロッパでは『素敵な恋人をまねきよせる石』ともいわれる一方で、『高まりすぎた熱情を穏やかにさます力』があると言い伝えられています。そういったパワーからも、恋愛成就に大きくサポートしてくれる素敵なパワーストーンといえるでしょう。
【リフレッシュ・癒し効果】
ストレスで疲れた心を癒し、落ち着かせ、穏やかな安らぎを与えてくれるといわれています。
マイナスエネルギーを浄化し、希望の光で心を満たしてくれるといわれるポジティブな癒しをもちます。
この石を枕元に置いておくと心地よい安眠をもたらしてくれるとされるため、不眠に悩まされている人にお勧めです。
【創造性を高める】
インスピレーション高めるとともに、直観力を高めるパワーがあるともいわれています。
創造性を高めたい時は、ネックレスやピアス・イヤリングなどのアクセサリーを身につけていると良いといわれています。
また、あなた自身の本来の魅力や、自分の中に眠る隠れた能力や魅力を引き出して、人間性を高める手助けをしてくれるとされています。
イヤリングについて
イヤリングという言葉
イヤリング(英語: earring)という言葉は、耳飾り・耳につける装身具(アクセサリー)のことを指します。
もともとの語源は、耳に付ける輪っか(リング)という意味の「 ear + ring」 からきていますが、輪っか状のものに限らずイヤリングと呼ばれます。
ここで「ピアス」同様に少しややこしいのが、英語と日本語ではピアスとイヤリングの意味が異なるということです。
日本語で「イヤリング」というと、“耳に穴をあけないタイプの耳飾り”として認識されていますが、英語では耳につけるアクセサリーを総称して「earring」と言います。
ですので、「ピアス」同様に「イヤリング」も和製英語ということが言えます。英語では、耳に穴をあけないタイプを特定して言いたいときは、「clip-on earrings(クリップ・オン・イヤリング)」といいます。
日本においてイヤリングの歴史
日本列島 におけるイヤリングの歴史は、縄文時代 前期(約6500年前)には出現しており、「 玦状耳飾り 」や「 耳栓(じせん) 」と呼ばれる、粘土製または石製の耳飾りが当時期の 遺跡 から出土しています。
海外においてイヤリングの歴史
海外でのイヤリングの歴史は、ピアスよりもずっと後になります。
17世紀にクリップ式やネジ留め式のものが考案されたため、ピアスにとって代わり主流となっていきました。耳を傷つけることがないイヤリングの方が手軽なので、一般女性に人気となりそちらの方へ流れていきました。
イヤリングの種類
イヤリングには、大きく分けると3つの種類あります。
スタッド(またはボタン) イヤリング
耳にぴったりと固定する形のタイプ
ドロップイヤリング
耳たぶからモチーフが垂れ下がるタイプ
フープイヤリング
輪っか状になっているタイプ
フラワーアメジスト (紫水晶・パープルA) 天然石 ドロップピアス/イヤリング-GP ゴールド
(11205PL-I1190001)
16,000円(税込17,600円)
こちらのアメジスト・フラワーアメジストのドロップピアス/イヤリングシリーズでは、イヤリングタイプはフープデザインのものになります。
様々なイヤリングの金具
ネジ式
ネジ式のイヤリングとは、ネジを回すことによって耳たぶを挟む力を調整することが出来るタイプの金具です。
耳たぶの厚い人から薄い人まで使いやすいタイプ。
ネジバネ式
ネジバネ式のイヤリングとは、ネジ式のイヤリングとバネタイプのイヤリングの特徴が合わさったタイプの金具です。留め具の部分がクリップ式と同様開くようになっており、耳たぶを挟む力はネジで調節ができます。
近年では、一番よく使用されている金具タイプです。
クリップ式
クリップ式イヤリングとは、裏側がバネになっているタイプの金具です。名前の通り、金具を開いて耳たぶに挟む仕様なので装着しやすいかたちになっています。
フープイヤリング
フープイヤリングとは輪っか状になっているイヤリングのことです。ピアス風にも見えるデザインが魅力です。
マグネット式
マグネット式のイヤリングとは、磁石が付いたパーツ同士で耳たぶを挟んで、磁力で固定するタイプのイヤリングです。
イヤリング特有の金具部分がないので、ピアスをつけているかのように見えるデザインが魅力です。
ノンホールピアス
ノンホールピアスとは、ピアスを着けているように見えるイヤリング特有の留め具がないタイプのイヤリングのことです。
「ピアスホールを開けなくても付けられるピアス」として、ノンホールピアスという呼び名がついています。
小さなクリップ状の樹脂や金属でできた金具で、耳たぶを挟んで装着します。ネジバネ式やクリップ式とは違って、金具部分が小さく目立ちにくいので繊細な雰囲気が特徴です。
イヤリングが固定されないときや、耳たぶが痛くなるときには…
耳たぶの裏側にあたる留め具部分にシリコンカバーを装着することで、イヤリング特有の耳の痛みも軽減され、落ちにくく固定することができます。
メフィアス(mephiath)のイヤリングには、耳にやさしいシリコンカバーを使用した商品をご用意しています。
天然石・鉱物アクセサリー専門店
メフィアス(mephiath)
【 イヤリングの商品一覧はこちら 】
イヤリング金具の素材
装着具部分の素材には、一般的には真鍮にメッキコーティングを施したものが多くあります。最近では、金属アレルギー対応のニッケルフリーコーティングをしたタイプもあります。他には、樹脂、サージカルステンレス、SV925などがあります。
メフィアス(mephiath)では、金属アレルギー対応のニッケルフリーメッキ処理を施したイヤリングのお取り扱いがございます。