【11月】シトリン/トパーズ

シトリン(citrine)

シトリンの語源はフランス語でレモンを表すシトロン（Citron）に由来しているといわれています。
瑞々しい黄色の柑橘類を思わせるやさしいイエローカラーが特徴で、淡い黄色からコニャックのようなブラウンがかった濃い黄色まで濃淡の幅が広い天然石です。

日本名は「黄水晶」と呼ばれるように水晶の仲間です。黄色い色味の濃淡に関わらず、黄色透明のものをシトリンと呼びます。
自然の状態で産出されたシトリンは、無色透明の水晶に鉄分が含まれたことにより黄色く発色します。
また、地中深くに結晶したアメジストがマグマや熱水などによる熱や、水晶に放射線が加わった影響で黄色に変化したものもあります。

シトリンは11月の誕生石です。
希望や勇気など、明るいポジティブなエネルギーをもつとされているパワーストーン・ヒーリングストーンです。
その歴史は非常に深く『幸運を運ぶ石』として大切に扱われてきました。ヨーロッパでは、シトリンの黄色が黄金や金貨をイメージさせることから『この石をもつと商売がうまくいく』と言い伝えられていたそうです。

トパーズ (topaz)

11月の誕生石としてもよく知られるトパーズは、透明度が高く美しい天然石です。
和名は紅玉(こうぎょく)といいます。
トパーズの和名は「黄玉(おうぎょく)」とよばれ、オレンジや黄色系の色味が多いことに由来した名前です。しかし実際には無色透明のほか、赤・橙・黄・青・紺とほとんどの色が産出するカラーバリエーション豊かな宝石です。

トパーズの歴史は非常に古く、採掘は、紀元前から行われてきたといわれています。美しいオレンジ色の天然石であることから、古代エジプトでは「太陽の宝石」として大切にされてきました。
名前の由来には様々な説があり、はっきりとしていないのが事実です。その理由には、トパーズには様々な色彩がありカラーバリエーション豊かであることから他の宝石と誤認されることも多く、特にぺリドットが混同されてしまっていたために正しい語源がわからなくなったということです。
ギリシャ語で「探し求める＝Topazos(トパゾス)」という語源が由来になった説や、サンスクリット語で「火」という意味の「トパズ(タパズ)」が由来になった説などがあります。

また、トパーズのバリエーションには様々な種類があります。
特に有名なカラートパーズであるのが「ブルートパーズ」で、澄んだ青が特徴です。青色の濃さによって名前や価値が変わります。
そのほかには、「インペリアルトパーズ」「ブラウントパーズ」「ホワイトトパーズ」「ピンクトパーズ」「ミスティックトパーズ」などがあります。中には無色のトパーズに加熱処理を施して色を変化させたものもあります。

パワーストーン・ヒーリングストーンとしても人気があり、『誠実』『信頼』『知性』『希望』などポジティブで明るく前向きな印象の石言葉が多くあるので、贈り物としても喜ばれるストーンです。

全4商品

おすすめ順 価格順 新着順

  • < Prev
  • Next >
全4商品 1-4表示
  • <
  • 1
  • >
全4商品 1-4表示
  • < Prev
  • Next >