アメジストのネックレスについて

ここでは、天然石・鉱物のひとつであるアメジストのアクセサリーについてお話し致します。
メフィアス【mephiath】が扱うアメジストネックレスのご紹介や、ネックレスの歴史や種類についてもお話ししていきます。

アメジストについて

古くから歴史のあるアメジスト

アメジストは古代より宝石やパワーのあるストーン(パワーストーン)として珍重され、非常に歴史の古い天然石・鉱物です。
古代ギリシャでは「 "酒に酔わない" お守り」とされてきたという言い伝えが残っています。
ヨーロッパでは2万5千年前の遺跡からアメジストの装飾具(アクセサリー)が発見され、古代エジプト(約4000年前)では紫は高貴な色とされていました。
中世では王族の象徴とされ、英国のレガリア(王や君主の正当性を象徴する伝説的なアイテム)を飾るのに使われていたそうです。
数多くの伝説や言い伝えをもつアメジストは、現在でもジュエリー・アクセサリーとしてとても人気が高い天然石・鉱物ということがいえます。
ブラジルで大規模な鉱床が発見されるまで、旧世界ではアメジストは他の何よりも貴重な5つの宝石のうちの1つである『枢機卿の宝石』とされていました。


 

アメジストとはどんな天然石?

ジュエリー・アクセサリーによく使われており、半貴石に分類されます。
アメジストは、紫色の石英(クォーツ、水晶)で透明度の高い天然石・鉱物です。
色は、濃淡のある紫色(または赤紫色)で、色の濃さが各部で異なり、色ムラが多いことが特徴的です。なかには褐色、灰色がかったものもあります。
伝統的に2月の誕生石とされ、パワーストーンやヒーリングストーンとしても人気のある天然石・鉱物です。

アメジストの石言葉

アメジストには創造性を高める力や、精神を安定させるなどの様々な癒しの力、『愛の守護石』と呼ばれるように真実の愛を守る力を与えてくれるといわれています。
幸せを引き寄せる力があるともされ、全体的にポジティブなストーン(天然石・鉱物)です。また、パワーストーンの中でもヒーリング効果が非常に強いストーン(天然石・鉱物)なので、自分だけの「お守りジュエリー・アクセサリー」としてネックレスやピアス・イヤリングなどを大事なときのお守り変わりに身に着けるのもおすすめ。
● 癒しと安らぎ

● 気持ちを落ち着かせる

● 内面的調和

● 他人との調和

● 人間性を高める

● 問題解決を助ける

● 知性と洞察力を高める

● インスピレーションを高める

● 恋愛成就

● 本来の魅力を引き出す

アメジスト(アメシスト)の言葉の由来

「紫水晶(むらさきすいしょう)」というのが、アメジストの和名です。
英語では「amethyst」で、アメシストと発音されます。この「amethyst」という言葉はギリシャ語の「αμέθυστος amethystos(アメジストス)」に由来しています。このギリシャ語は、a-「ない」+methustos「酔っている」の2語から成り、「酔わない」という意味だそうです。
アメジストを使用して作られたワインのゴブレットには、お酒の酔いを防ぐ効果があるとギリシャでは信じられていたんだそうで、しばしばそのようなものにも用いられていたそうです。ステキですね。

 

メフィアス(mephiath)では、以下のようなアメジストのネックレスを扱っています。

原石アメジスト本来のプリミティブな美しさが際立つアクセサリー(ネックレス)。天然石・鉱物の透明感あふれる美しい色合いと、自然の偶然が重なり生み出したロマンチックな模様が魅力が、他になはい特別なネックレスです。

アメジスト(紫水晶・パープルB) 天然石 ショートネックレス-GP ゴールド
(51203PL-I1190004)
11,000円(税込12,100円)

 

アメジストを使用したアクセサリーの一覧はこちら

 

フラワーアメジストとは、アメジストの一種です。別名をアメジストスタラクタイトともいいます。太陽のコロナのように見える事から「コロナアメジスト」や「ソーラーアメジスト」などとも呼ばれています。


メフィアス(mephiath)では、以下のようなフラワーアメジストのネックレスを扱っています。

インパクトのあるフラワーアメジストが華やかに胸元を彩るネックレス。中心部分のシックなブラックカラーの濃淡と、花のように広がるパープルカラーのアメジストの結晶がとても繊細で美しい模様のアクセサリー(ネックレス)。



フラワーアメジスト(紫水晶・パープルA) 天然石 チョーカーネックレス-GP ゴールド
(50205PL-I1190001)
13,000円(税込14,300円)

 

フラワーアメジストを使用したアクセサリーの一覧はこちら

 

アメジストの形成について

アメジストの多くは、メノウ(アゲート)のように火山噴火の岩石や溶岩の中で産出されます。以下のようにして形成されると考えられています。
 

 

溶けた岩石が冷えて固まる過程で、内部に蒸気やガスの気泡ができる。

気泡の周りの岩石が先に固まると、気泡が岩石の中に閉じ込められ、岩石の中に空洞ができる。

岩石が固まった後、熱水に溶けたシリカが気泡の中に入り込む。

次第に水分が失われて、固まり、シリカが水晶として結晶化する。

 

本来は無色透明な水晶に、微量の鉄イオンが含まれることで「紫色」に変化する。

もともと空洞だった部分の内面にアメジストの結晶が形成され、いわゆる「晶洞(ジオード)」と呼ばれるものになる。



 

フラワーアメジストの形成について

フラワーアメジストはアメジストと似たでき方なのですが、異なる部分があります。

溶けた岩石が冷えて固まる過程で、内部に蒸気やガスの気泡ができる。

気泡の周りの岩石が先に固まると、気泡が岩石の中に閉じ込められ、岩石の中に空洞ができる。

岩石が固まった後、空洞の天井部分にある僅かな隙間から、熱水に溶けたシリカが雨漏りのように浸入する。

シリカのしずくが固まっていき、鍾乳石のような形になる。

この鍾乳石状のものの中心部にはメノウが形成され、その外側にはアメジストの結晶が成長する。これにより管状のメノウの外側にアメジストが付いたものができる。

上記のようにできたものを輪切りにすると、メノウの中心部と周囲の紫水晶が露出する。これがフラワーアメジスト。

 


 

アメジストの産地について

アメジストの大規模な鉱床が発見されてから、ブラジルが世界最大の有名な産地です。
その他にも、世界で産出されます。

● ブラジル(特に、リオ・グランデ・ド・スール州)
● ウルグアイ
● ザンビア
● スリランカ
● マダガスカル
● 中央アフリカ

などなど…
 

 

メフィアス(mephiath)のアメジストはブラジル産のものが多く使われています。

<日本の産地>
●宮城県白石市(雨塚山)
●鳥取県

フラワーアメジストは、一般的なアメジストに比べ、あまり採取されない希少性のある天然石・鉱物です。

アメジストの鉱物学や性質について

ガラス光沢のある紫色をしており、淡い紫色(ライラック色)から濃い紫色までいろんな色合いがあります。
色帯構造やムラのある紫色が特徴で、この紫色が深く一様に見られるアメジストほど良質とされています。
紫色に見える原因は、内部に微量の鉄イオンを含むためです。紫外線を当てると、3価の鉄イオン(Fe3+)が四価の鉄イオン(Fe4+)になります。四価の鉄イオン(Fe4+)は黄色の光を吸収するために、その補色である紫色が通過し、紫色に見えます。
紫外線を長時間当て続けると、紫色が退色して色あせしてしまいます。
アメジストを加熱すると色が紫色から黄色に変化してしまいます。黄色に変色したアメジストはシトリンという宝石になります。シトリンはアメジストにマグマなどによる熱が加わったり、放射線が加わって、黄色く変化したものです。

そのため、アメジストの紫色は太陽光による退色性があります。あまり長時間日光に当てないように気を付ける必要があります。


成分:SiO2 二酸化ケイ素

結晶系:六方晶系/三方晶系

晶癖:柱状

屈折率:1.544~1.553

比重:2.66

光沢:ガラス光沢

モース硬度:7

ネックレスについて

ネックレスという言葉

主に首飾りのことを指し、首周りを飾るアクセサリーの総称をネックレス(necklace)といいます。
ネックレスの語源は、「首に巻きつける紐=necklace(ネックレイス)」が変化し、ネックレスと呼ばれるようになったといわれています。ネックレスの長さによっても、異なる呼び名があります。

ネックレスの歴史

ネックレスはアクセサリーの中でも、最も歴史が古い装身具(衣類と合わせて身を飾るための工芸品)とされています。
日本においての歴史は後期旧石器時代に遡るともいわれ、縄文時代、弥生時代、古墳時代前期まで多く出土されています。
始まりは、貝殻や獣の骨や・牙などを紐に通して首からかけた首飾りの形といわれています。装飾的な意味合いよりも魔除けや呪術的な意味合いが強く、特に狩猟の成功と豊作を願ってお守りのような意味合いで身に付けるようになっていったと推察されています。古墳時代では、権力者のシンボルとしてネックレスを身に着けていたことが判明しています。  


その後、海外の貴族文化の繁栄とともに装飾品としてゴージャスなネックレスが生まれ、華やかに女性の胸元を飾るアクセサリーとなりました。

 


ネックレスのデザインは、ファッションと共に様々な変化を経て、今に至ります。


 

ネックレスの種類

「ネックレス」と一言でいっても種類は様々です。
ネックレスのチェーンの長さによって異なる名前について解説します。


 

チョーカー (約35〜43cm)

首にぴったりと巻き付けたり、首元にシャープな印象でおさまる短めのネックレスのことをチョーカーと呼びます。
シャープな雰囲気のメタルタイプや、自由に長さを調整できるリボンタイプなどのチョーカーをご用意しております。


【メタルタイプのチョーカー】


 

プリンセスネックレス (約40 cm 〜 45 cm)

ドレスなどのエレガントな装いに最適な長さのネックレス、ということからこの名が付けられました。すっきりした印象で首元を彩ります。
「ショートネックレス」というと、こちらの長さになります。



フラワーアメジスト (紫水晶・パープルB) 天然石 ショートネックレス-GP ゴールド
(51205PL-I1190005)
13,000円(税込14,300円)

 

 

マチネーネックレス (約50cm〜60cm前後)

ペンダントトップの部分が胸元あたりにくる長めのネックレスのことをいいます。大ぶりなモチーフがおすすめの長さです。

 

オペラネックレス (約80cm〜90cm前後)

ペンダントトップが、みぞおちのあたりのネックレスのことをいいます。パーティードレスなどエレガントなスタイルにおすすめ。
「ロングネックレス」というと、こちらの長さになります。

ロープネックレス (約100cm以上)

一連で着けると、ウエストあたりまでの長さになり洗練された上級者の装いのネックレスです。
コーディネートのアレンジとして二連や三連にして、首に巻き付けるとネックレスにボリュームが出ておしゃれな印象に。
シャツスタイルなど、スカーフなどと合わせるコーディネートもおすすめ。


 

 

ネックレス・チョーカーの商品一覧はこちら